紙写真は出来れば全部データ化してほしい
アルバムと写真の整理はどのようにしていますか?
写真を撮ったら満足して見ることすらなく、そのまま忘れてしまっていることも多いのではないでしょうか。
とはいえ、大切な思い出が詰まっていると思うと、捨てるには勇気がいりますよね。
写真整理は「何から手を付けてよいかわからない」から見ないふりして過ごしてしまいがちです。
いつか整理しようと思っていても、その「いつか」が永遠に来ない可能性も高いでしょう。
しかし安心してください。
今や写真整理のハードルは昔に比べてグッと下がりました。
データ化すれば一気に解決するのです。
今回の記事があなたのお役に立てれば幸いです。
写真整理の悩み
15年ほど前までは、写真はアルバムで整理するのが普通でした。
私自身もつい数年前までは、子供たちの小さい頃の写真を整理するために、数千円くらいの分厚いアルバム買ったり、未現像のフィルムをプリント注文していました。
ただ、1冊でプリント写真が200枚以上も貼れる立派なアルバムはかさばるだけでなく、重量もあるので、狭い我が家では保管場所に悩みました。
また、数十年も保管している古いアルバムと写真の劣化が進み、色あせだけでなく、ページが開きにくくなってきたり、最悪カビが生えてくる可能性があります。
せっかく整理してもこんなことになってたら、残念ですね。
そもそも重くて出して見るのも億劫になっていたのですが、いつか見ようと思ったときに悲惨な状態は寂しいと思ったので、できるだけ早いうちになんとかしたいと考えました。
また、デジカメが20年前くらいに登場して、フィルムの残り枚数を気にせず誰でも何枚も撮れるようになりましたね。
そうするといつの間にか何年も整理を怠って、大量の写真データがSDカードやパソコンなどあちこちに保存されている状態になってしまいました😅
そして最近は、各自でスマホを持つようになりもっと悲惨な状況に…
いよいよ本格的に写真何とかしたいなぁと思うようになりました。
写真整理アドバイザーとの出会い
そこでインターネットで調べているうちにたどり着いたのが、
写真整理協会の写真整理アドバイザーという、民間の資格講座でした。
その講座で、具体的な写真整理方法と、写真整理に悩む方へのアドバイスについて学びました。
ちなみに、講座受講のことは過去の記事に書いています。
私の目的は自分の悩みを解決することだったので、自宅の写真の整理から始めていくことにしました。
2種類のスキャナーを用いて、紙の写真をデータ化しました。
そしてデータ化した写真はすべて、おもいでばこというデジタルフォトストレージに保存していっています。
おもいでばこについて
デジタルフォトストレージ界の👑キングです。
子供のお弁当箱サイズの本体1台(1TBモデルの場合)で、なんと約40万枚の写真データを格納することができます
スキャナー(ScanSnapなど)
紙媒体をデータ化するためのスキャナーが、ペーパレス時代の波に押され、ビジネスのみならず、家庭にも普及してきました。
一昔前のスキャナーは、フラットベッドが主流でしたが今は進化しています。
もちろんWi-Fiに対応しています。また、専用のアプリと連携して
最新のドキュメントスキャナー
富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600 (ブラック/両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)
こちらのシートフィードスキャナーは片面・両面の連続スキャンが可能です。大量の写真を楽にデータ化することができます。
富士通 スキャナー ScanSnap iX100 黒色 FI-IX100A
こちらのポータブルスキャナーはいつでもどこでも手軽にスキャンができます。
シートフィードスキャナーのように連続スキャンは不可能ですが、本体サイズはサランラップと同じくらいの大きさで持ち運びしやすく、Wi-Fiが搭載されているので、外出先でもスマホと連携すれば、コードレスで使用できるのです。
上記以外に使用したスキャナー
こちらの三角おにぎりのような形をしたスキャナーは、アルバムの写真を貼ったままスキャンできます。
残念ながら2020年4月をもち、販売終了したとのことです。
写真データ化サービス業者の存在
実際、すべてを自力でデータ化しようとすると時間も手間もかかります。
せっかく機器も買ったし、これで全部やってしまおうと思ったのですが、
正直大変だったため、業者依頼も検討することにしました。
また、世の中に写真整理を広めていくのであれば、おすすめするサービスの実体験も必要ですからね😊
写真データ化サービス業者依頼の体験談は以下の記事をご覧ください。
写真データ化のメリットとその活用について
写真はどんどん劣化していきます。
保管場所の環境によっては湿気を含んでしまったり、最悪カビが生えて廃棄処分せざるを得なくなります。
またあってはならないことですが、災害で喪失する可能性もあります。
そういったリスクに備えた対策としてデータ化をおすすめしています。
また、データ化することにより、安心と気軽に見返す楽しみが増えるのも理由の一つです。
データ化した写真をスマホで見たり、アプリで加工、プリント注文や家族や友人と共有することも可能になります。
今後、私が写真整理のアドバイスをしていくなかで、完全なアナログ派の人は滅多にいらっしゃらないのではないかと考えています。
アナログに重きを置いていらっしゃる方でも一部はデータ化を検討されることを予想しています。
なぜならどなたにも大切にしている写真や、思い出が詰まった写真があるからです。
つまりすべての写真をデータ化するのではなく、残したい写真を厳選してデータ化すれば良いと思うのです。
それらを集めてフォトブックにしたり、自分史を作成するのもいいかもしれませんね。
必ずしも私のように、家中の写真を全てデータ化する必要はありません。
写真のデータ化のメリットもお伝えしつつ、その人にあった写真整理や写真データの活用方法を提案するのも写真整理アドバイザーの役割なのです。