地域医療セミナーに参加しました

脳科学の視点から見た人生100年時代の幸せとは
というタイトルで、理化学研究所の片岡洋祐さん(医学博士・研究者)という脳科学の専門家がお話をされるという案内を見て、気になったので聴きに行ってきました。場所は京都市右京区にあるホテルビナリオ嵯峨嵐山です。

人生100年時代を長く健やかに過ごすには、身体だけでなく、脳と心の健康も重要です。高齢期を幸せに生きるために大切な「フレイル」の予防、年を重ねた脳に適した活性化の方法などについて分かりやすく解説、脳の老化のメカニズム、認知症の関連性などの話も聞ける貴重な講演でした。

ということで、まず「フレイル」って何?そして、年を重ねた脳に適した活性化の方法とは?

耳を皿のようにして?聴いてきましたので、私なりにまとめ、考えさせられたことなども書いていきます。

「フレイル」を予防しよう

フレイル」とは意欲・やる気・活力の低下のことです。この「フレイル」により、老化や認知症が進んでしまうといいます。例えば定年後に家で何もしなかったり、外出する機会が減るとどんどん何もする気がなくなってしまいがちです。そうすると急に老け込んだり、気持ちも落ち込んでしまう可能性が高く、認知症にもなりやすいといわれています。長年仕事を頑張ってきたのだからと急に何もしなくなるのは、人生100年時代を生きるためにはおすすめできませんという話です。しかしやりたくないことを無理にやるのでは本人にとっても辛いし、毎日を楽しく過ごせるようなことを見つけることが大切ですね😊実は脳は刺激によって一生活性化するそうです。これを脳の可塑性といいます。また、「フレイル」が脳の可塑性低下を招き、認知症を発症させるという原理です。それとともに認知症発症には高血圧になるような生活習慣も関わっています。

情動を刺激して脳を活性化しよう

脳科学的に健康な脳を保つための大事なポイントというものを学びました。
つまり、

毎日、脳によい刺激を与える

ことが大切です。

  • 自ら興味を持って積極的に行動する
  • 色々な人と会話する
  • 食事は自分で作り、楽しく味わう
  • 若々しくおしゃれに過ごす(いつも身なりに気を遣う)
  • 芸術など情動に働きかける刺激を入れる など

やはり脳には外に出かけることでよい刺激が与えられそうですね。パッと思いつくのは趣味の教室や、ボランティア活動でしょうか。基本的には自分が夢中になれることだったら何でも構わないと思います。もちろん外に出ると楽しいことばかりではなく、いやな思いをすることもあるでしょうけれど、脳にとってはどれも刺激、しかも情動を伴う刺激となり活性化するわけです。他人への共感、気遣いなど人生の経験が長いからこそできる良さを生かし、少々のことは上手く乗り切っていける術を磨くにもいいですし、80歳以上になると他人と自分を比べることなく、絶対的価値判断が自然とできるようになり、幸福感が高まってくるそうですよ。これを片岡さんはセロトニン的多幸感と呼んでおられます。これは、多くの経験が土台となっていることと、そこに情動を伴う刺激が加わって(例えば、公園でただ子供たちが遊ぶ姿を見てかわいいなと感じるなど)、セロトニンという快楽物質が出やすくなる原理だそうです。若い頃に出来ていたことが次第にできなくなってくる代わりに、新しい能力が生まれたり、欲求が変わるとのことです。つまり人生100年時代の幸せとは、一生脳に刺激を与え続けていくことで得られるものなのだということがわかりました。脳に刺激を与えるということは、様々な経験を積むことであり、人と関わることであると言えます。情動と五感の刺激により、記憶に残りやすい経験も脳を活性化させます。これから春に向かい、さまざまな花が咲く季節がやってきますね。3月頃に咲く沈丁花という花の香りが待ち遠しくなりました。今はあと少しの冬を味わい、季節の移り変わりを眺めようと思います。

絶対的な幸せを今感じたい

私は生まれてから今まで、知らず知らずのうちに競争社会に巻き込まれ、他人よりも優秀であることや物質的、金銭的価値観を優先して生きてきました。これがいわゆる相対的価値観で生きているということ。おそらく日本中ほとんどの人がそうでしょうね。少なくとも自分の身近な人々にそうでないと言い切れる人は一人もいませんね。なぜなら人そのものではなく、意識的、無意識的にかかわらず年収、学歴、経歴、家柄、資産などの人のバックにある背景でその人の価値を判断し、対応しがちなのは自分を含めて多くの人がそうだからです。だから自然と誰かと比べて何かが自分の方が劣っていると思えば劣等感を持つし、優れていると思えば優越感を得て満足をしています。でも大抵は優越感など顔には出さず口では謙遜します。謙遜は、優越感を得たのを認めることは自慢と取られ、自分の印象を下げたくないための臆病な表現だと思います。劣等感を持つ方は相手が優越感を得た瞬間に不愉快になっている場合が多々ありますので、これ以上傷つけないために優越感を得たほうの無意識の配慮が謙遜という形で働くというのもあるかもしれませんね。ああ面倒くさいな、人間って😓でもこの劣等感も優越感も結局は同じだと思います。どちらも相対的価値観を根源としているので、これで生きている限りはどちらの立場になっても負の感情がついて回るのですよ。
では、それに対して絶対的価値観で生きるということはどういうことだと思いますか?それは状況、背景などの条件に関わらず、揺るぎない自分だけの信念を持つということになります。「私は~だから幸せ」というのは相対的な価値観ですが、「私は只々幸せ」というのが絶対的な価値観です。誰と比べることもなく、何かの条件下での幸せではありません。そこには優越感はありませんが、満足感はあります。しかしながら、理屈はわかってもこれを実現するのは今の私には難しいと思います。理由はおそらく、根拠がないことを信じられないからだと思います。将来80歳くらいになったら自然とできるようになる可能性はありますが、できればもっと早く絶対的な幸せを感じられたらいいと思いませんか?そんなことを実は昨年からずっと考えていました。今回のセミナーとは直接関係はないのですが、昨年ヤギコーチのサイトを知り、絶対的幸福の世界で生きるヒントを知ったのです。キーワードは「貢献」でした。下記を参考にこれからも絶対的な幸せを追及していきたいと思っています。

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