火災保険はお守りではなかった!

2018-10-29

家を建てる、またはリフォームするときにローンを組むことは多いと思いますが、
その際銀行との契約で、火災保険に加入することが条件になっている場合が多いと思います。

大抵が銀行が進めるまま提携の保険会社と契約し、そのまま毎年更新している感じだと思います。
うちも完全にそのクチだったのですが、一応毎年の更新ハガキで加入していることは認識していました。

今年は10年のリフォームローン最終の年なので、素直に嬉しいです♪(今はそれは置いといて)
ローンは終わっても家には住み続けるので、火災保険はそのまま継続するかなぁ…くらいにしか思っていませんでした。

契約内容はどうする?まで考えが至らず、おそらく突拍子もない契約内容ではなく、
無難なプランを選んでいるはずだから、何もなければこのままでいいかー
くらいのノリでした。

そう、何もなければこのまま…

今年の9月4日から5日にかけて、台風21号(チェービー)が、日本列島を駆け抜けました。
私が住む地域は、9月4日の午後2時頃から3時半位の間が最も風が強く、
3階建ての我が家の南の壁と窓を何度も、風がぶつかっていくたびに恐ろしい音と揺れを感じました。
「家壊れるんちゃう?」って、半分冗談、半分本気で家族と言ってました。
50年の自分の人生の中で、正直今回が一番強いと思いました。

各方面で「こんな強い台風、生まれて初めて」というコメントを聞いて、ホンマそうと納得してました。
今までは沖縄や九州、四国方面で強い台風が上陸し、少し弱まったものが関西を通過するという、パターンが多かったと思います。
だから沖縄、九州、四国出身の人だったら、今回も慣れている風の強さだったかもしれません。
(特に聞いたわけではないのですが)
とにかく生粋の京都人にとっては、今までの常識を超えたレベルの台風だったのです。

台風が通過しているときに窓から外を見ると、どこから来たのか分からない色んなものが宙を舞っていました。
台風が離れて次第に風が弱まり、夕方には外に出られるほどになりました。
その時はまだ私は気づいていなかったのですが、その後我が家の被害を知ることになりました。

インターホンが鳴り、出てみるとお隣の奥様でした。
「屋根の上のエアコンの室外機が、倒れてますよ!」と教えてくださったのです。
お隣も3階建ての住宅で、屋上を作られているのですがおそらく真っ先に屋上が気になって上がられたのでしょう。
ご自宅の様子を見たついでにうちの屋根も視界に入り、気が付いて伝えてくださいました。

我が家には屋上はありません。屋根の上の様子は3階ベランダからは確認できず、
少し離れた外から確認すると、3台のエアコン室外機のうち、1台が完全に転がっていて、
もう1台は他の1台に寄りかかって斜めになっている状態だと分かりました。

試しにエアコンを起動すると、娘の部屋の一台は通常運転できました。
私の部屋のエアコンをつけてみると、ぐぉおおおおおーという、天井から物凄い音がしてこれはまずいと思い、すぐに消しました。
別の部屋のもう一台は、ウンとも寸ともいわず故障とわかりました。

とにかく、この夏の一番暑い時期でなかったことは幸いでした。

とりあえずまだ台風シーズンだし、今回並みの台風が再びやってきたら、室外機が屋根から落ちる可能性もあるわけで、恐ろしくなりました。そこでまず現状を回復(改善)するのと、対策について考えました。

現状の室外機はすべて3階ベランダに設置、
故障しているものは修理または交換。

これが妥当かなと。
3階ベランダは狭く、布団を干したりするのに室外機は邪魔になりますが、安全優先で考えるとしかたがないという結論になりました。
エアコン交換の際も屋根の室外機上げ下ろしは大変で工事費が高くつくのです。
工事業者の見積もりは、室外機1台撤去、2台設置、屋根修繕で約8万円になるとのことでした。
修理代はわかりませんが、新しく1台エアコンを入れ替えると10万円は超える勘定です。

火災保険は火災だけの保険ではないと知った

その数日後に、私はある勉強会で保険の専門家の人が隣席だったのですが、台風の被害のことを話すと、火災保険が適用できる可能性があることを教えてくださいました。
私は終活の講座や勉強会で散々保険の話を聞いているにもかかわらず、お恥ずかしいことに自宅に掛けられている火災保険の契約内容を把握しておらず、エアコン室外機が家財に含められることも知りませんでした。

その際に保険の専門家の人が気にされていたのは
「免責」と「フランチャイズ」という方式でした。

私は正直そのときは??だったので、自宅に帰ってからそれらの方式と契約内容を確認しました。

  • 「免責」とは、免責〇万円となっている場合、〇万円以下の被害は全額自腹になる。

〇万円を超える被害は、〇万円を超えた金額について支払われる

  • 「フランチャイズ」とは、〇万円フランチャイズの場合、〇万円以下の被害は全額自腹になる。

〇万円を超える被害は、全額支払われる

違いはで記載したところです。
一見フランチャイズのほうがよさそうですが、「免責20万円」と「20万円フランチャイズ」の保険料は一緒ではないはずです。
保険料と、建物や地域のリスクなど考慮して妥当な契約をすると思うので、どちらが良いかはそれぞれのケースと考え方によるでしょう。

我が家の場合、「風災は免責10万円」となっていました。

今回初めて認識しました(恥)

ということは、被害金額のうち10万までは全額自腹です。

仮に設置工事、屋根修繕、処分とエアコン(室内外機)1台購入費用合わせて15万円の場合、保険請求できるのは5万円となります。
痛いけど、勉強になりました~。(何にしても怪我など人的被害がなかったことは幸いでした)

いやぁ、今回の台風は本当に凄かった!

ここ何年も異常気象と言われているけど、それがだんだん普通になってくるのでしょうか。
もしそうだとすれば、それに対応して保険も見直したほうがいいかもしれませんね。
せめて契約内容の確認だけは、おすすめします。
今年は各地で大きな災害が続き、甚大な被害が発生しました。まだ今年は3ヶ月残っていますが…、
これ以上何もないことを祈っています。

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