閃輝暗点って、ご存知ですか?

閃輝暗点は「せんきあんてん」と読みます。
聞いたことがない人にとっては、一体何のことか分からないかもしれません。
なんだか、自然現象とか科学現象のようなものの気がしませんか?
実は、人体のある部分で起こる症状のことなんです。

私がこの症状についてネットで調べたら、詳しく書いているサイトが案外少なく、
且つ限定的な情報にとどまるものが多かったため、参考になる情報がもっとあればなぁと思ったので、
専門家でもない自分が発信するのはどうかと迷った末に、自分の体験が役立つ可能性に賭けて書いてみようと思った次第です。

閃輝暗点とは

一般的には片頭痛の前兆として発生することが多く、視覚に異常(キラキラ・チカチカなど)が現れます。
継続時間は人により、時により違い20分~1時間程度と言われています。
閃輝暗点が治まってくると、今度は日常生活がままならないほどの強烈な頭痛に襲われるという悲惨な状況となるそうです😭

私は元々片頭痛持ちで、若い頃(20~30代)は週に1度程度は頭痛が起こり、頭痛薬(鎮痛剤)が手放せないほどでした。
妊娠中に薬がのめなくて、つらい思いをしたこともあります。
しかし、頭痛の前兆に視覚の異常を感じたことはなく、「閃輝暗点」についてはずっと知りませんでした。

こちらもご参考に🙂⬇

頭痛のない閃輝暗点に注意

閃輝暗点のあとに片頭痛がない場合もあります。実はこちらのほうがちょっと注意した方がよいらしいのです。
特に中高年の場合は、心配な病気が原因で起こっている可能性があるので早めに脳外科や脳神経外科の受診をおすすめします。
私はこちらに該当し、MRIで画像診断してもらいました。

初めて症状が起こったのは昨年の秋

自宅で夕食の支度をしていた時、何気なくリビングのテレビ画面を見たら目の前にチラチラとした線があり、画面が見づらかったので最初目の中にゴミが入っているのかと思い、目を掻いたり擦ったりしました。その後まばたきしても変わらず、どんどん拡大し、やがて稲妻のような光に見えて、これは目の中(視覚)に問題があると考えました。おそらく目が疲れていて、しばらく安静にしていれば自然に治まってくると判断し、実際に数分で症状が治まったためその時点では医療機関の受診を検討しませんでした。

2度目は数か月後に起きた

2度目は忘れかけていたころ、約半年後の就寝前に、iPhoneの画面を見ていた時に起きました。小さな金と黒の点が交互に連なった線が輪のようにくるりとした形なんだけど、輪を閉じずアルファベットのCの字のような感じで視界の邪魔をしてきました。そして前回同様にそれが段々と拡大してきました。1度目の後、実は症状が気になってネットで調べていたのですが、なんていう名前か忘れていたので症状が治まってから改めてiPhoneで検索しました。前回調べた時にそれが目(視覚)ではなく、脳の症状ということはわかっていました。しかしあれ一度きりでその他に異常を感じることもなく、もう少し様子を見ようと判断したので、2度目の発作が起きるまでに受診はしていませんでした。

そのまた2日後に3度目の発作が起きた

今回は自宅や職場など室内ではなく、屋外でしかも日が沈んだ夕方に、仕事帰りの自転車に乗っている最中でした。
3月下旬の18時半は真っ暗でした。少し残業し、買い物して帰っていたので19時頃になっていたかもしれません。対向車のライトがやけにまぶしくて、反射的に目を細めた直後に少し先の信号を見ようとしたのですが、なんだか見づらいなと思い、再度確認しようと見直したバックの夜空にギラギラと稲妻のような光が渦を巻くように見えました。はじめはライトの残像のせいかと思ったのですが、すぐにこれは例のやつだと分かりました。なんでこんな時にぃ~?と思ったものの、家に帰るしかないので残り2キロほどいつものようにペダルをこいで帰りました。頭痛がしたり、気分が悪くなったりするわけではないので大丈夫だけど、確実に視界が邪魔されるので乗り物の運転中は困ります。それに私の場合は、バックが夜空(黒っぽい)と、キラキラ具合が強く感じます。このとき、ちょっとこれはまずいかも…と感じて、早めに受診した方が良いだろうなと思いました。

初めての受診(MRI検査)

3度目の翌日、午前中に脳神経外科専門のクリニックに電話をかけました。予約制なら直近でいつ受診可能か、検査はその日に出来るか等問い合わせをしました。すると予約制ではなく、当日問診のあと検査できるということだったので、早速その日の帰りに寄ることにしました。仕事を終えて向かった駅近くの便利な場所にある綺麗で新しいクリニックには19時少し前に到着しました。待合のソファはすでにほぼ埋まっていて大盛況でした。もちろんその時点で相当な待ち時間を覚悟しました。まず問診に呼ばれるまでに1時間以上かかるとのことでした。通勤ルートの半分くらいの地点で、家まであと4キロ程度あって自転車で一旦家に帰っても無駄なので、そこで待つしか選択肢はありませんでした。ようやく問診の順番が来て、医師に症状と頻度などを話したあと、次は検査の順番待ちとなりました。検査室に入れたのは20時半すぎでした。事前にホームページで見て知っていましたが、そのクリニックは最新のオープン型MRIを導入していて、これは非常に有難かったです。実は20年ほど前と10年前にもMRI検査を受けたことがあって、狭い筒状の空間に身体を固定されて30分も身動きが取れない状況が若干トラウマになっていたからです。今回はおまけに検査技師の人が優しくてイケメンで、これもポイント高いです(笑)従来の検査機の変な音(工事現場のような音)はあったけど、開放的なMRIのおかげで無事15分間耐えることができました。そして再度問診へ入り、検査結果を聞きました。

検査結果は・・・

閃輝暗点が起きた後、頭痛が起こらないケースは要注意というのは、重大な病気が原因となっている場合があるからです。これはMRIなどの画像診断ではっきりします。

私と同年代くらいの医師はまず、私の脳の断面の画像を見て「脳腫瘍」「脳出血」の可能性を否定しました。私は長時間の待ち時間と空腹で頭がぼうっとしていましたが、安心して頷いて聞いていました。医師はつづけて「脳は非常に綺麗で問題はない。が、これを見て」と言いながら、脳の血管の画像の一部をポインターで指し示し、「ここが若干細くなってるから、流れが悪くなってる感じ。原因はこれやな。」といいました。さらに「これがもっと細くなって詰まると脳梗塞になる。その前兆かもしれんから予防したほうがいい。」とのことでした。その日、予防として血管を拡げる薬が処方され、家に着いたのは22時すぎでした。

まとめ

頭痛の前兆ではない閃輝暗点というものがあり、まれに重大な病気が隠れている可能性があるため、注意したほうがよい。私の場合は、その時点では脳梗塞を起こしていないが、とりあえず様子見となり、予防のため服薬と定期検査を続けることになった。

 

気になる場合は自己判断で放置せず、出来れば専門外来のある医療機関で受診しましょう。
その日のうちに診断できる場合があります😊

広告